日本バンケット事業協同組合は、平成8年7月に通商産業大臣の認可を受け発足いたしました。
全国のシティホテル・会館・ホール・旅館・料亭等で開催される各種イベント(宴会・パーティ・披露宴・その他)で主催者をサポートしてお客様のお迎え、ご案内、誘導、おもてなしの会話・飲食物の提供を行うサービス業務を請負ってきました。
この業務を円滑に行うため、誠意を持って「おもてなし」する専門知識と技術を習得し、自らの品性を重んじて仕事をする女性をレセプタント(バンケットコンパニオン)として教育訓練し、会場に出向かせ、請負った業務についてホテル・会館・ホール等から高い評価を頂いて今日を迎えております。
これからも。レセプタントとして習得した専門知識と技術を宴会・パーティ等だけではなく、多方面へのご提供をすすめてまいります。
立食パーティー等の運営を請け負うバンケット事業は、昭和38年に青年会議所の世界大会が東京で開催されたのを契機に起業されました。
翌昭和39年の東京オリンピック開催に前後して、全国的にホテルが建設されましたが、これらのホテルは宿泊機能に加え、宴会場や婚礼会場の機能を備えたものが多く、以来ホテルで開催される立食パーティーは、その合理性と利便性から急速に普及しました。
夫婦でパーティーに出席する習慣のない我が国では、パーティー会場の運営・接客サービスにあたるコンパニオンが必要とされましたが、専門的な教育や訓練を受けたコンパニオンは少なく、お客様へのサービスの行き違いなどトラブルもありました。
そのため、バンケットサービスの正しいあり方を追及し、業界の健全な発展を促進する目的で、昭和59年に日本バンケットプロデュース協会が設立されました。
以来、各地方ごとに支部を結成し、情報の交換、従業員の教育訓練、福利厚生の充実及び関係方面との連帯などに努めてきました。
特に、コンパニオンの教育・訓練には真っ先に取り組み、ビデオやマニュアルを作成するとともに、様々な研修を重ねて、バンケットサービスの本質を追究しつつ、呼称もレセプタントに改め、社会的品位を高めてきました。
快適で充実したパーティーを提供することで、来場のお客様にご満足をいただくとともにパーティー主催者とのコミュニケーションにお役に立ってきました。
21世紀を迎え、企業等の催事のみならず、産業界と行政が連帯して進める大型の各種コンベンションやイベントの開催数は増え、規模は大きくなり、開催地も大都市中心から地方都市に分散して開催されるようになっています。これらの行事には、コミュニケーション手段としてのパーティーが必要とされており、その運営を円滑に進めるバンケットサービス請負業者の役割は益々大切になっています。
この流れに対応するためには、より多くの同業者が結集して総合力を高めなくてはなりません。
組織の力によって、個々の経営者の資質の向上、経営体質の強化を図り、社会的な認知を高めて経営環境の改善に尽力し、業界発展に貢献する体制づくりをめざしています。
履 歴
名 称 | 日本バンケット事業協同組合 |
住 所 | 〒113-0033 東京都文京区本郷1-5-17 三洋ビル3F28 |
電 話 | 03-5804-4891 |
FAX | 03-5804-4892 |
組合員数 | 96社 |
加入資格 |
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理事・監事 | 理事長 原 泰男 他12名 |
組合員各社が一堂に会する総会では2日間にわたり、
レセプタントや経営者向けの勉強会・チーフレセプタン
ト向け研修会、ユニフォーム等の商品展示会、レセプタ
ント用品のリサイクル交換会、懇親会、ゴルフコンペや
観光ツアーが開催されます。